愛媛県西条市の市ノ川鉱山には岩石が破砕して、炭酸塩(ドロマイト)で埋められた特徴的な組織があります。この岩石片のサイズ分布を測定してフラクタル解析を行い、この構造の発達と、中央構造線に関連する地震のエネルギーについて議論しました。岡本教授、宇野准教授が共著者となっている本論文は、Scientific Reports 誌に掲載されました。
Multiscale off-fault brecciation records coseismic energy budget of principal fault zone
Geri Agroli, ATsushi Okamoto, Masaoki Uno, Noriyoshi Tsuchiya
Scientific Reports 14 no. 12121
https://doi.org/10.1038/s41598-024-62838-x
本論文については、東北大からプレスリリースされています。
露頭に記録された地震のエネルギー ― 繰り返される地震による岩石の破壊と粉状化 ―
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2024/06/press20240613-01-earthquake.html