埼玉県長瀞の三波川変成帯で野外調査を行いました。

2021年10月22日に埼玉県長瀞地域・三波川変成帯の調査を行いました。日本列島直下の沈み込み帯では、地震活動・マグマの形成など、我々の生活や環境に関わる様々な現象が起こっています。三波川変成帯では、沈み込むプレート・大陸のマントルを構成する岩石が地上の露頭で観察できます。今回の調査では、先日プレスリリースされた「マントルウェッジにおける炭酸塩鉱物化」が観察できる露頭を中心に調査・観察を行いました。

沈み込み帯のマントル起源である蛇紋岩体(マントルが水を吸収した岩体;深緑から黒)に炭酸塩脈(茶色から白)が発達している様子
やっぱフィールド調査は最高ですね(記事を書いてる松野は、初めての長瀞に興奮しました)
天気は小雨でしたが、涼しく調査が行えました
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