D1の松野です。11月から12月までの一ヶ月半、アメリカのメリーランド大学に滞在しました。こちらの記事ではブログ感覚で滞在記を書かせていただきます。
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メリーランド大学は首都のワシントンD.C.から電車で30分程度にあります。こちらの大学はハーバード大学のような私立ではなく州立大です。そのためか、どことなく東北大に近い雰囲気です。例えば設備や建物は程よく年季が入っています。落ち着きますね。こちらでもComputer Science系の分野は人気だそうで、新しい建物がバンバン立っているとのことです。
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基本的には赤煉瓦を基調とした建物で、統一感があって美しいキャンパスです。そして広い。広い。広い。国土が広いメリットを感じさせられます。
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アメリカの大学といえばスポーツ!マスコットは亀だそうです。かわゆす。”FEAR THE TORTLE”。
看板の文字が大文字になっているのをよくみました。日本人には大文字の可読性は悪いと感じる(n=3)のですが、アメリカ人にとって読みやすいのか気になるところです。
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教授曰く、バスケが強いそうです。その他のスポーツの施設も“ちょーでかい”です。コーチ陣は教授より給料もらっているらしい…。
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食事は思ったよりは楽しめました。タコス・ハンバーガー・ピザなどなど、小麦の文化です。基本的にサイズは2倍で値段も2倍。物価が高いという話でしたが、単純にサイズがでかいのでは…?となりました。むしろ今までが安かったのでしょうか?(ちなみに自炊がんばってました)
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ワシントンD.C.が近いので、休日はもっぱらスミソニアン博物館巡りをしていました。すべて無料です。特に鉱物・岩石系の展示は感動しました。展示の流れ、興味の持たせ方、展示物の美しさ、素晴らしい。
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そして、ちょっとだけ遠出をしてニューヨークにもいきました。お目当ては上原ひろみのジャズ。力強く感情的な音楽、Top of Top (周りのアメリカ人が言ってた)とは、こういうものか、と強く感じさせられました。
あ、遊んでばっかではなく、一応研究もしてきました汗(といっても写真はない)。
お世話になったSarah Penniston-Dorland教授は、二年前のAGUの発表にメールしていただいたところから繋がりができ、お互い“実物”に会うのは初めてでした。初歩としては良い結果が出せたので、今後コラボレーションをうまく進めていけるよう尽力します。
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そして滞在期間中にシカゴで開催されたアメリカ地球物理学会 2022年秋季大会(AGU Fall Meeting 2022)にも参加しました。初めての国際学会、悔しかった場面の方が多かったですが、とても良い経験でした。特にHydrology分野の発表が刺激的で、同じ分析手法でも、対象を変えれば、こんなにも広い世界が広がっているのか、と思い知らされました。
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そしてAGUでできた友人とシカゴのJazz Clubへ。王道ジャズも良いですね。
色々とご縁があって行けた今回のメリーランド大学の滞在(+AGU)、とても楽しく過ごせました。これまで、弊ラボと繋がりが全くなかったにも関わらず、研究留学を受け入れていただいたSarahさん、そしてご縁を繋いでいただいた先生方には感謝しかありません。そして、何よりも色々と準備していただいたGP-EESの秘書さんに心から感謝したいです。次回の滞在も良い物になるよう、準備していきたいと思います。