蛇紋岩の炭酸塩化とCa交代作用に関する論文がCMPに出版されました。

岡本教授、宇野准教授、ダンダル助教らは、東北大の土屋研究室のAmarbayarさんらと行った研究がContributions to Mineralogy and Petrology に出版されました。

Nomuulin Amarbayar, Otgonbayar Dandar, Jiajie Wang, Atsushi Okamoto, Masaoki Uno, Undarmaa Batsaikhan, Hideko Takayanagi, Yasufumi Iryu, Noriyoshi Tsuchiya (2023) Progressive carbonation and Ca‑metasomatism of serpentinized ultramafic rocks: insights from natural occurrences and hydrothermal experiments. Contributions to Mineralogy and Petrology, 178: 38, https://doi.org/10.1007/s00410-023-02013-z

モンゴルのオフィオライトの蛇紋岩体が、メッシュ組織を残しながら、Calciteによる炭酸塩化をしている特徴を示しています。この成因について、天然の解析と水熱実験を行い、炭酸塩化の後にCa交代作用が起こったことを提案しました。