7/20~7/27にかけて、モンゴル国のバヤンホンゴルを中心に調査を行いました。
バヤンホンゴルは首都ウランバートルから車で丸一日移動したところにある小さな街で、付近にはオフィオライトが露出しています。これは海洋底からマントル上部までが連続的に並んだ岩体のことで、あたかもセンター・オブ・ジ・アースのように海底から地底走行車に乗ってマントルに向かっていくような体験をすることが出来ます。今回はマントルを構成する岩石の一つである蛇紋岩(Serpentinite)に着目し、地殻を構成する斑れい岩(Gabbro)などの岩石とどのような反応を引き起こしているのかを明らかにすることが目的でした。
本研究室からは岡本教授、Otgo助教、M1沖野、および10月から本研究室に留学予定であるモンゴル人学生のNominが参加しました。
草原地帯にホテルは無いので、キャンプをしながら移動しました
日本ではめったに見られない綺麗な岩石露頭と、現地のドライバーさんの温かい協力のおかげで実りある調査となりました。