10/31 – 11/2にかけて茨城県つくば市にある高エネルギー加速器研究機構の放射光施設に行き、X線吸収端近傍スペクトル (XANES)の測定を行いました。 XANES測定では特定元素の化学状態（価数など）に関する情報が得られます。
今回の実験では、蛇紋岩に含まれる鉄の酸化状態(Fe3+/Fe2+比)の分布を調べるために、2D-XANESマップ測定を行いました。これらの測定結果は蛇紋岩化による水素発生機構の解明につながっており、初期地球や他天体における生命発生を明らかにすることを大きな目的としています（詳細はこちら）。
