【研究の概要】
この論文は、ドイツのカールスルーエ工科大学との共同研究で、流通式水熱実験装置を用いることで、粒子サイズの異なる砂岩で石英の成長実験を行い、基盤石英の粒子サイズが大きほど、流路内に石英が速く成長することを示しました。地熱やガスなどの貯留層の流路がどのように時間発展するのかを予測するのに重要な知見になります。
【論文情報】
Benjamin Busch, Atsushi Okamoto, Krassmir Garbev, Christoph Hilgers
“Experimental fracture sealing in reservoir sandstones and its relation to rock texture ” Journal of Structural Geology, accepted
https://doi.org/10.1016/j.jsg.2021.104447